【作例あり】Kenko レインボーハロの使い方とコツ|花が別世界になる特殊フィルター
こんにちは、写真を趣味で楽しむカメラ専門店のにゃんころです!
いつもの花を、”おっ”と思える一枚にしたい。でも「同じような花の写真ばかりになっちゃう」「SNSで人と差がつかない」ってなること、ありませんか?
そんなときに私がどっぷりハマったのが、Kenkoの特殊フィルター「レインボーハロ」。今日も紫陽花を撮ってきましたが、ファインダーを覗くたびに別世界で、本当に楽しいフィルターなんですよね!
この記事では
✅レインボーハロってどんな効果のフィルター?
✅実際の使用感は?
✅使いこなすコツは?
✅買う前に知っておくべき注意点は?
こういった疑問を、紫陽花の作例と一緒にまとめて解決していきます。
✔︎ レインボーハロの効果と仕組み
✔︎ 実際に使ってわかったリアルな使用感(良い点・悪い点)
✔︎ レインボーハロで花をアート作品に変えるコツ
✔︎ 購入前の注意点
✔︎ どんな人におすすめか/向かないか
ぜひ最後まで読んで、いつもの花を”アート”に変える一本かどうか確かめてみてくださいね!
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レインボーハロとは?

まずは「そもそもどんなフィルターなの?」というところから見ていきましょう。
渦巻きボケ×虹リングができる特殊フィルター
Kenko レインボーハロは、特殊なカットを施したガラス製プリズムを使ったレンズフィルターです。中心の主役はそのままに、その周りがぐるぐると渦を巻き、光の当たり方によっては虹色のリングやゴーストが現れます。肉眼では見えない、まさに”非日常”を写し込むフィルターですよ。

初めて覗いたとき「えっ、これ同じ花!?」って思わず声が出ました。普通のボケとは全然違う、ぐにゃっとした渦巻きが本当に面白いんですよ。
価格・スペック・品薄事情
スペックをざっとまとめておきます。発売以来人気が高く、一時は品薄で入手しづらい時期もあったフィルターです。
✔︎ フィルター径:82mmのみ(小径レンズはステップアップリングで対応)
✔︎ 素材:ガラス製プリズム/ソフトケース付き
✔︎ 効果:渦巻きボケ+虹色リング・ゴースト
✔︎ 実売価格:1万円台前半
【実践レビュー】実際に使ってわかった使用感
ここからは、実際に花や街中で使い込んでみてのリアルな感想を、正直にお伝えしていきます。
いつもの花が、一枚でアート作品になる
一番の魅力は、なんといってもありふれた被写体が一枚で”アート作品“みたいになること。いつもの紫陽花が、渦巻きと虹色のおかげで一気に幻想的で印象的な作風に変わります。SNS映えという意味でも抜群で、いつもの花が一味も二味も違う仕上がりになりますよ。

▪️撮影設定:1/1250秒 F2.8 ISO400 / 66mm

いつも撮ってる近所の紫陽花が、レインボーハロを付けただけで”作品”になったときは感動しました!被写体を探さなくても、いつもの花がそのまま主役になってくれます。
ただしクセは強い。同じ渦巻きは二度と撮れない
正直に言うと、クセはかなり強いです。光の角度や焦点距離が少し違うだけで渦巻きの出方がガラッと変わるので、同じ写真を再現するのは難しい印象です。
さらに、描写そのものがソフトになる点も知っておきたいところ。解像力の高いGMIIクラスのレンズを付けても、キレッキレの写りにはならず、全体的にやわらかい雰囲気になります。カリッとした解像感を求める撮影には向きません。
クセを”楽しめる”かどうかが分かれ目。カチッと安定した写真ではなく、一期一会の偶然を面白がれる人向けのフィルターです。
買う前の注意点|フィルター径は82mmのみ
購入前に知っておきたい、実用面での注意点を整理しておきます。
①フィルター径は82mmのみ。手持ちのレンズがそれより小さい場合は「ステップアップリング」が別途必要になります。
②ステップアップリング経由だとレンズフードが付けられなくなります。逆光で使うことが多いので、ハレ切りは手やキャップで工夫を(効き自体は直付けでもステップアップ経由でも体感変わりません)。
③フィルター面が前に出っ張った形状です。バッグの中でキズが付きやすいので、クロスや布で軽く包んで持ち運ぶのがおすすめ。

私はクロスを常備して持ち歩いています。出っ張っている分ぶつけやすいので、ここだけは気をつけてあげてくださいね。
使いこなすコツ|紫陽花の作例で解説
ここからは、実際に紫陽花を撮りながら掴んだいい渦巻きを出すためのコツを紹介します。
焦点距離は50〜70mmがベスト
結論から言うと、標準の50mm前後が一番バランスがいいです。Kenko公式でも「効果は広角側ほど強い」とされていて、確かに広角はぐるぐるが派手に出ます。ただ、その分主役が小さくなって埋もれがち。
逆に135mmなどの望遠は主役を大きく写せますが、渦巻きが強すぎて主役が負けてしまううえ、ピントも合いにくくなります(公式も望遠時はMF推奨)。その点50mm前後なら、ぐるぐるもしっかり出つつ、主役の存在感も残る黄金比なんです。

▪️撮影設定:1/3250秒 F2.8 ISO400 / 65mm
✔︎ 広角:渦は派手だけど主役が小さくなる
✔︎ 望遠(135mmなど):渦が強すぎ&ピントが合いにくい(MF推奨)
✔︎ 50〜70mm:渦と主役の存在感のバランスが◎
同色系でまとめると、ソフトな周辺ボケに
主役と背景を同じ色味でまとめると、派手な虹色は抑えられて、やわらかい周辺ボケになります。青い紫陽花を青系の背景で、紫陽花を緑の葉とあわせて…といった撮り方は、ナチュラルで上品な仕上がりになりますよ。

▪️撮影設定:1/1250秒 F2.8 ISO400 / 70mm

同じ紫陽花でも、背景の色を変えるだけで全然違う渦になります。「どんなぐるぐるが撮れるかな」って探すのが、めちゃくちゃ楽しいんです!
角度を少し変えるだけで渦巻きが激変する
立ち位置やカメラの角度をほんの少し変えるだけで、光の入り方が変わって渦巻きの出方が激変します。同じ被写体でも、しゃがむ・寄る・回り込む…と動きながら何パターンも試すのがコツ。一発で決めようとせず、とにかく数を撮るのがいい渦に出会う近道です。

▪️撮影設定:1/1250秒 F2.8 ISO400 / 51mm
左側に渦が多めに発生するように、レンズの角度を調整しています。

▪️撮影設定:1/1250秒 F2.8 ISO400 / 51mm

▪️撮影設定:1/1250秒 F2.8 ISO400 / 70mm
中心の主役にしっかりピントを合わせる
レインボーハロは、中心部ほど渦巻きの効果がかかりにくく、周辺にいくほどぐるぐるが強く出る構造です。だからこそ、主役である中心にきっちりピントを合わせるのが大前提。ここがボケると、ただピントを外しただけの写真になってしまいます。AFが迷うときはMFに切り替えましょう。
渦は”周辺”に出るもの。主役の中心ピントだけは外さないようにしましょう!
こんな人におすすめ/向かない人
ここまで読んで「自分に合うかな?」と思った方へ。タイプ別にまとめておきます。
✅ いつもの花写真にマンネリを感じている人
✅ SNSで人と被らない一枚を撮りたい人
✅ “どんな渦が撮れるかな”の試行錯誤を楽しめる人
✅ 幻想的・アートな表現が好きな人
✔︎ 同じ構図を安定して量産したい人(再現性が低い)
✔︎ 隅々までシャープでカリッとした写りを求める人
✔︎ フィルターの付け外しや取り回しを手間に感じる人

正直、人を選ぶフィルターです。でも“偶然を楽しめる”タイプなら、これ以上ない遊び道具になりますよ。
まとめ|いつもの花をアート作品に変えるフィルター
今回はKenko レインボーハロについて、効果から使用感、花を撮るコツ、注意点まで紹介しました。クセは強いけれど、ハマると本当に楽しい。いつもの紫陽花が別世界になる体験は、一度味わってみる価値がありますよ。
✔︎ 中心の主役を残しつつ周辺がぐるぐる+虹色になる特殊フィルター
✔︎ 描写はソフト・再現性は低い=偶然を楽しむフィルター
✔︎ 花は50〜70mm・角度を変えてみる・中心ピントが基本
✔︎ 82mmのみ/出っ張りに注意
いつもの花をアートに変えてみてください🌸


