ハスの撮り方|広角と望遠のレンズ2本で風景も花も撮り分けるコツ
こんにちは、写真を趣味で楽しむカメラ専門店のにゃんころです!
夏の早朝、水面いっぱいに咲くハス。いざ撮ってみると「なんだか図鑑みたいで作品にならない」「池がごちゃついて主役が埋もれる」ってこと、ありませんか?
実はそれ、レンズの使い方が原因かもしれません。
今回は広角と望遠の2本で、同じハス池から「風景」と「花」、2つの世界を取り分けるコツを紹介していきます。
この記事では
✅ハスは何時ごろ・どの時間帯に撮ればいい?
✅広角と望遠、それぞれどう使い分ける?
✅ごちゃつく池をどう整理して主役を作る?
✅朝の逆光で白飛びしないコツは?
を解説していきます。
✔︎ ハス撮影に最適な時間帯と、朝に入るべき理由
✔︎ 「広角=場所/望遠=花」の基本的な使い分け
✔︎ 広角で「風景としてのハス」を撮る構図と露出
✔︎ 望遠で「1輪を切り取る」前ボケと背景整理のコツ
動画でも詳しく解説しています。こちらも合わせてチェックしてみてください。
・中古カメラを年間数千台取り扱う専門店を運営
・SONY α1II・α7RVメインユーザー・富士フイルムX-T5も愛用
・風景・花の撮影が趣味
・全メーカーを実際に触って販売してきた経験をもとに情報発信
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ぜひ最後まで読んで、次のハス撮影に活かしてみてくださいね😊
ハス撮影は「時間帯」と「レンズ」で決まる
撮り方の話に入る前に、ハス撮影の土台になる2つのポイントを押さえておきましょう。ここがズレると、どんなテクニックを使っても写真が決まりません。
花だけなら朝8時でOK、でも私が朝5時に入る理由
ハスは午前中に咲いて昼には閉じてしまう花です。花そのものを撮るだけなら、朝8時くらいでも十分に間に合います。
それでも私は朝5時に入ります。理由は、この時間にしか撮れない朝焼けの光があるからです。

正直、朝5時は眠いです…でも光が差し込むその一瞬にしか撮れない写真があります!花を撮りに来たはずが、いつも風景に夢中になっちゃいます。
広角=「場所」を撮る/望遠=「花」を撮る
今回持っていくのは、広角ズームと望遠(中望遠)ズームの2本だけ。先に結論を言うと、この2本は役割がまったく違います。
✅ 広角レンズ=ハスを「風景」として撮る(空・光・群生ごと写す)
✅ 望遠レンズ=ハスを「花」として撮る(1輪を切り取り背景を整理)
「広角は場所、望遠は花」。たったこれだけの使い分けで、同じ池から2種類のまったく違う写真が撮れるようになりますよ。では、それぞれ具体的に見ていきましょう。
広角レンズで「風景としてのハス」を撮る

まずは広角パート。ここでは「花」ではなく、光と奥行きを意識しながら、ハスを風景として切り取っていきます。
立ったまま撮らない|「寄って・下げて」で主役を作る
広角で一番やりがちな失敗が、立ったまま撮ることです。目線の高さから撮ると、ただ広いだけの、スマホで撮ったような平凡な写真になりがち。

目線の高さだと奥行きが出ず、主役が生まれません。
コツは、画面の手間にアクセントになるものを配置すること。形の綺麗なハスを見つけて、それに思いっきりよってあげると奥行き感のあるダイナミックな写真が撮れますよ。

前景に主題、奥へ光の線|光芒はF11〜16で出す
広角の構図は、大きく2パターンで考えると迷いません。できれば光と「セット」で設計するのがポイント。かっこいい写真が撮れると思います。
✔︎ パターン1:ど真ん中に花を置き、奥の太陽まで視線を運ぶ
✔︎ パターン2:花を左右どちらかに配置して大きく寄ってみる
✔︎ 太陽の光条(ウニウニした光)を出すならF11〜16まで絞る
逆光撮影になるので、白飛びには注意。ヒストグラムを見ながら、光条のインパクトと明るさのバランスを見ながら撮っていきましょう!



16mmクラスの超広角は「風景として花を撮る」のに本当に使いやすいですよ。手前のハスを前景にして、朝焼けと光条まで入れると一気に作品感が出ます。
望遠レンズで「花としてのハス」を切り取る

ここからは望遠(中望遠)レンズで、花を主役に切り取っていきます。望遠は遠くを撮るためだけのレンズではなく、被写体の魅力を切り取るためのレンズです。花の全部を写す必要はありません。
花だけを見ない|葉が「額縁」になる一輪を探す
花探しといっても、花だけを見てはいけません。周りの葉とセットで見るのがコツです。
葉っぱを前ボケにして、ハスの一部だけが見えるようにすると、かわいい感じにできますよ。

水面の反射を利用して玉ボケを作る
早朝の蓮池は、光が水面に反射して簡単に玉ボケが作れます。なるべく周囲に邪魔な葉っぱがなくスッキリしたエリアを探してみてください。

まとめ|レンズ2本あれば、2つの世界を楽しめる
今回は、広角と望遠の2本でハスを撮り分けるコツを、露出・構図・背景整理まで解説しました!
✅ 広角は「場所(風景)」、望遠は「花」を撮るレンズ
✅ 朝焼けの露出は白飛びだけは避ける
✅ 広角は寄って・下げて、前景と光をセットで設計
✅ 望遠は一部だけを切り取ったり、玉ボケを入れる
✅ 被写体は「花だけ」でなく周りとセットで探す
広角と望遠の特性がわかると、同じスポットでもまったく違う世界の写真が撮れるようになります。今回はハスでしたが、この考え方は紫陽花でもコスモスでも紅葉でも同じです。ぜひレンズ2本を持って、1回のお出かけで2つの世界を持ち帰ってみてくださいね!
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