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他のマクロレンズとどう違う?
100mmGMレンズの描写力は?
テレコン追加で買うべき?

今回は、SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSの実写レビューです。

発売日に入手して以降、使い続けて分かった「良かった点」と「悪い点」を正直にレビューしていきます。

まずは実際に撮影した作例からどうぞ!

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SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例1
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例3
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例4
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例5
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例6
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例7
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例8
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例9
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例10
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例11
SONY FE 100mm F2.8 Macro GM 作例12

純正90mmマクロやサードパーティ製レンズと比べて、大幅に進化した点とスペック比較をまとめたので、参考にしてください。

主な進化点

▪️最大撮影倍率1.4倍を実現

▪️テレコン併用で撮影倍率最大2.8倍

▪️高速・高精度かつ静粛なAF

▪️強化された手ブレ補正

▪️DMFスイッチなど多彩な操作性

項目SONY 100mm GMSONY 90mm GSigma 105mmTamron 90mm
重さ646g602g710g630g
サイズ(mm)81.4 x 147.979 x 130.574 × 133.679.2 x 126.5
手ブレ補正角度ブレ / シフトブレ/ 前後方向に対応ありなしなし
撮影最短距離(m)0.26m0.28m0.295m0.23m
最大撮影倍率(倍)1.4倍
(最大2.8倍)
1.0倍1.0倍1.0倍
フィルター径67mm62mm62mm67mm
スイッチ類8種類4種類6種類2種類
絞りリングありなしありなし
テレコン対応対応非対応非対応非対応
参考価格179,000円136,000円84,000円98,000円
詳細を見る購入先を見る違いを見る違いを見る違いを見る

FE 100mm F2.8 Macro GM OSSの価格は、約18万円と他3種類に比べて高価なので、おすすめできる人・できない人についてもまとめています。

FE 100mm F2.8 Macro GM OSSの描写力や実際の使用感を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでください

にゃんころ
にゃんころ|中古カメラ専門店店主 / カメラブロガー
・中古カメラを年間数千台取り扱う専門店を運営
・SONY α1II・α7RVメインユーザー・富士フイルムX-T5も愛用
・風景・花の撮影が趣味
・全メーカーを実際に触って販売してきた経験をもとに情報発信
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【外観・デザイン】他機種にはない点

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSはほか3レンズよりもややサイズが大きいですが、使いやすいさ・操作性は群を抜いて向上しています。

絞りリングとフォーカスクラッチ

フォーカスホールドボタンの位置

フルタイムDMF

テレコンの拡張性

絞りリングとフォーカスクラッチ

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSの操作系でいちばん気に入っているのがフォーカスクラッチです。フォーカスリングを手前にスライドするだけでAFからMFに切り替わり、戻せばAFに復帰します。

SEL100M28GM外観

フォーカスクラッチと絞りリングが同時に搭載れているのは、このレンズのみ。レンズを構えながら直感的にF値を操作できるので、撮影に集中できるのが魅力です。

項目SONY 100mm GMSONY 90mm GSigma 105mmTamron 90mm
フォーカスクラッチXX
絞りリングXX

フォーカスホールドボタンの位置

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSのみフォーカスホールドボタンが2つ搭載されています。

SEL100M28GM外観

自由に機能を割り振れるボタンで、縦撮影でも横撮影同様の位置にあるため、操作性が向上しています。

SEL100M28GM外観

フルタイムDMF

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSS唯一フルタイムDMFが搭載されたマクロレンズ。

フルタイムDMFとは、オートフォーカス(AF)動作中であっても、レンズのフォーカスリングを回すだけで即座にマニュアルフォーカス(MF)に切り替えられる機能です。

SEL100M28GM外観

これがあることで、AFでピントを合わせた後に細かなピント合わせができるようになります。

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緻密なピント合わせが必要で、この恩恵はかなり大きいです!

テレコンの拡張性

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSの一番の特徴で、別売りのテレコンを使うことが可能です。

SEL100M28GM外観
SEL14TC装着
SEL100M28GM外観
SEL20TC装着

この1本で140mm F4(撮影倍率1.96倍)、200mm F5.6(撮影倍率2.8倍)としても使うことができるようになりました。

1/125秒 F4 ISO320 / 1.4テレコン装着
SEL100M28GMで撮影した花
1/200秒 F5 ISO800 / 1.4テレコン装着

画質の劣化はほぼないと思います。2倍テレコンは使用したことがないですが、元の解像力が高いので大きな劣化はないはずです。

【良かった点】1年使って分かった5つ

SEL100M28GM外観

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSの良かった点を5つにまとめました。

【画質】文句なしの最上レベル

【ボケ】トロけるような描写

【操作性】スイッチ類豊富で撮り逃しが少ない

【手ブレ補正】手持ちでも全然ブレない

【AF性能】マクロとは思えないほどの異次元の速度

【画質】GMレンズらしい圧倒的な画質

SEL100M28GM外観

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは、僕が普段使っているFE 135mm F1.8 GMと引けを取らないレベルで画質が綺麗です。

100mm マクロ単焦点で撮影した紫陽花SEL100M28GMで撮影した花

紫陽花の蜜集めをする蜂を撮影しましたが、大きくトリミングしても細部までしっかり解像していますね。

【ボケ】トロけるような描写

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは撮影倍率1.4倍で、大きく寄れるため、ボケも大きくトロけるような描写が可能です。

100mm マクロ単焦点で撮影した紫陽花
1/400秒 F2.8 ISO125

雨上がりの紫陽花を撮影した写真です。光が差し込んだ水滴が大きくボケて、キラキラした虹色の玉ボケになりました。

SEL100M28GMで撮影した花
1/320秒 F2.8 ISO1250

開放で撮れば、ピント面以外はとろけるようにボケます。

【操作性】スイッチ類豊富で撮り逃しが少ない

SEL100M28GM外観

フォーカスクラッチやDMFスイッチなどの、ピント合わせがシビアなマクロ撮影に必須級の機能が全て含まれています。

マクロレンズで花を撮影するときは、AFでおおよそのピントを合わせた後、MFで細かく調整する人も多いと思います。

DMFを使ってそのままMFでピントを合わせたり、クラッチでAFMF切り替え、フォーカスホールドボタンにMFを割り当てて切り替え、など多彩な操作性でストレスフリーで撮れるのが嬉しいポイントです。

1/800秒 F3.2 ISO160
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蝶々が飛んできたときは即座にAFに切り替え!といった対応もしやすいです。

【手ブレ補正】手持ちでも全然ブレない

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは、手ぶれ補正がとにかく強力

角度ブレ、上下左右ブレには対応してるものもありますが、100mmGMマクロはさらに前後のブレにも対応しています。

SEL100M28GMで撮影した花
1/50秒 F10 ISO160 / 手持ち撮影

手持ち1/50秒で撮影しても全くブレる気配がありませんでした。

SigmaやTamronはレンズ内手ブレ補正がないため、ブレを気にせず撮りたい場合は、SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSS一択です。

【AF性能】マクロとは思えないほどの異次元の速度

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは他のGMレンズと同様のフォーカス性能を備えていて、一瞬で合焦します。

SEL14TC使用時はAF速度はほぼ変わらず。SEL20TCでは最短距離からピントを変えるときにAF速度の低下がみられました。

最短距離と無限遠を行き来するような使い方をしなければ問題ないかと思います。

追従速度も速く、α7Vやα7R VIなどの高速連射ボディとの相性も抜群です。

【気になった点】1年使って分かった3つ

SEL100M28GM外観

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSを使っていて、気になった点も3つあります。

【拡張性】テレコンの使い所が人による

【価格】サードパーティ製の2倍以上

【撮影倍率】花撮影では1倍で十分

【拡張性】テレコンの使い所が人による

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは唯一テレコン装着により、拡張性が高いのが特徴ですが、花撮影をする僕には使い所があまり分かりませんでした。

SEL100M28GM外観
SEL14TC装着
SEL100M28GM外観
SEL20TC装着

物撮りや昆虫を大きく映したいという人には、間違いなくメリットではあります。

Before imageAfter image

画質の劣化はあまり感じません。

FE 300mm F2.8 GMでも2倍テレコンをよく使いますが、GM単焦点は元々解像度がかなり高いので2倍テレコンをつけても劣化具合は目立ちません

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花撮影においては、100mmで十分近づけるためテレコンの必要性はあまり感じませんでした。

【価格】サードパーティ製の2倍以上

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは新品価格で179,000円と高めの価格設定です。

Sigma 105mm F2.8 DG DN Macro Art:84,000円(+95,000円)

Tamron 90mm F2.8 Di III Macro VXD:98,000円(+81,000円)

というように、最高レベルのフラッグシップモデルの価格設定です。

FE 100m F2.8 Macro GM OSSはマクロ撮影に必要な機材が全て詰まったレンズなので、SigmaとTamronのレンズと比べてどう考えたらいいかまとめてみました。

選び方のポイントは、「何を撮りたいか」「どう撮りたいのか」です。

商品名 おすすめできる人 そのほか
FE 100mm F2.8 Macro GM
179,000円
純正フラッグシップ
・手持ちで撮影したい人
・物撮りで小さな世界を写したい人
・最上位の描写力が欲しい人
・ストレスフリーで撮影した人
・テレコンの拡張性
・強力な手ブレ補正
・豊富な操作性
Sigma 105mm F2.8 DG DN
84,000円
ミドルモデル
・少しでも価格を抑えたい人
・三脚を使って撮る人
・花をメインで撮る人
・Artシリーズの描写力
・純正の半額以下
Tamron 90mm F2.8 VXD
98,000円
ミドルモデル
・少しでも価格を抑えたい人
・三脚を使って撮る人
・花をメインで撮る人
・タムキューが好きな人
・タムキューの描写力

【撮影倍率】花撮影では1倍で十分

花撮影では、背景整理も重要なため離れて撮ることが多く、1.4倍もの撮影倍率を使う場面が少ないです。

SEL100M28GMで撮影した花
1/800秒 F2.8 ISO160 / 最短距離で撮影
SEL100M28GMで撮影した花
1/500秒 F5 ISO800 / 背景を入れるため、少し離れて撮影

毎回最短距離で撮らないとはいえ、ここぞというときに1.4倍で撮れるのは他のレンズには大きなメリットです。

物撮りなど細部をより鮮明に写したい人には、最高のレンズだと思います。

【スペック比較】純正90mmやサードパーティとの違い

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSとほか3種類を比べると、すべての面で圧倒的な性能を誇り、これ以上のマクロレンズはないです。

項目 SONY 100mm GM SONY 90mm G Sigma 105mm Tamron 90mm
重さ 646g 602g 710g 630g
サイズ(mm) 81.4 x 147.9 79 x 130.5 74 × 133.6 79.2 x 126.5
手ブレ補正 角度ブレ / シフトブレ/ 前後方向に対応 あり なし なし
撮影最短距離(m) 0.26m 0.28m 0.295m 0.23m
最大撮影倍率(倍) 1.4倍
(最大2.8倍)
1.0倍 1.0倍 1.0倍
フィルター径 67mm 62mm 62mm 67mm
スイッチ類 8種類 4種類 6種類 2種類
絞りリング あり なし あり なし
テレコン対応 対応 非対応 非対応 非対応
参考価格 179,000円 136,000円 84,000円 98,000円
販売サイト 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

特に注目するべきは、強力な手ぶれ補正とテレコンの拡張性、圧倒的な解像力

価格差は大きいものの、マクロ撮影に必須な機能や拡張性も備えていることも考えると特別高い価格設定とも思えません。

マクロレンズで迷いたくないなら、FE 100mm F2.8 Macro GM OSSを選んでおけば
間違いなく後悔しません。

にゃんころ

価格以外で他レンズを選ぶ理由は正直ないです!他レンズを買って後悔するくらいなら、最初からSONY 100mm GMを選んだ方がトータルお得です!

【購入先】いま買うならおすすめは?

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSを買うなら、ソニー公式サイトがおすすめです。

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【Q&A】よくある質問

Q
テレコン装着での画質や性能劣化はありますか?
A

1.4倍テレコンなら全く劣化はしません。2倍テレコンを使っても画質の劣化は感じませんが、F値が上がるため暗所での撮影ではノイズが乗りやすくなります。

2倍テレコン使用時は、無限遠からマクロ域にピント移動するときにAFが遅くなる場合もあります。

Q
SONY FE 90mm マクロレンズを買う意味はありますか?
A

新品の場合はFE 90mmマクロを買う理由はほぼありません。価格差も数万なので、GMマクロを買った方がいいです。

中古はかなり価格崩壊していて7万円ほど(2026/9時点)なので、お試しで買ってみるのもいいかもしれません。ただし、需要がなくなってきてるので売りにくいです。

Q
サードパーティやFE 90mmマクロから買い替えた方がいいですか?
A

手ブレが気になっていたり、撮影最大倍率を大きく上げたい場合は検討してみましょう。

2.8倍はかなり大きく写せるので、物撮りやマクロの世界を楽しみたいなら買って後悔はしないはずです。

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSS |最高峰のマクロレンズ

SONY FE 100mm F2.8 Macro GM OSSは、 マクロレンズに必要な要素をすべて備え、さらに描写力もボケも最高のレンズです。

最大倍率1.4に加えて、テレコン拡張による最大2.8倍という圧倒的な倍率により、あらゆるシーンで活躍します。

花撮影

物撮り

昆虫撮影

などのこれまで撮れなかった細部を、より鮮明にクリアに写せるのが魅力です。

こんな描写を求めている人にはぜひ使ってみてほしいレンズです。

100mm マクロ単焦点で撮影した紫陽花

ABOUT ME
にゃんころ
中古カメラの販売業をしながら趣味の写真を楽しむ猫好きフォトグラファー。 SONY α1IIとα7RVで風景や野鳥、花の撮影をしています。 これまで何千点もの機材を扱ってきた経験をもとに、オススメ機材の紹介や初心者向けの撮影のコツなどを発信しています! 機材選びや撮影についての悩みがあればぜひSNSから連絡してください。