【作例あり】竜王ヶ淵(宇陀市)写真撮影ガイド|神秘的な
こんにちは、写真を趣味で楽しむカメラ専門店のにゃんころです!
奈良県宇陀市の山奥に、「こんな場所が日本にあったのか」と思うような神秘的な池があるのをご存じですか?
竜王ヶ淵(龍王ヶ渕)は、標高530mの山中に静かに佇む自然の池。風のない晴れた朝には、湖面に周囲の木々が映り込む幻想的な「水鏡」が現れます。
今回実際に撮影に行ってきましたので、作例を交えながら
- 竜王ヶ淵ってどんな場所?何が撮れる?
- 新緑シーズンに水鏡を撮るベストな時間帯・時期は?
- アクセス方法と駐車場は?
こういった疑問をまとめて解決できるように記事でまとめています。
✔︎ 竜王ヶ淵の基本情報と魅力、アクセス方法
✔︎ 新緑シーズンの作例(撮影設定付き)
✔︎ 水鏡が生まれる条件と撮影のベスト時間帯
✔︎ 新緑をより魅力的にする撮影テクニック
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ぜひ最後まで読んで、竜王ヶ淵撮影に役立てていただければ嬉しいです!
竜王ヶ淵とはどんな場所?

まず竜王ヶ淵がどんな場所かを知っておくと、現地での撮影がよりスムーズになります。
標高530mの山中に佇む自然の池
竜王ヶ淵(龍王ヶ渕)は、奈良県宇陀市室生向渕に位置する自然の池です。大和富士とも呼ばれる額井岳の麓、標高530mの山中にあり、周囲を豊かな森に囲まれています。
池の周囲には遊歩道が整備されており、ゆったり散策しながら撮影ポジションを探すことができます。撮影スポット自体は平坦な場所なので、カメラ機材を持っての移動も無理なくできる環境です。
カメラマンに人気の「水鏡」の魅力
竜王ヶ淵が多くのカメラマンを惹きつける最大の理由は、「水鏡」と呼ばれる現象です。
風のない穏やかな朝、池の水面は完全なガラスのように静まり返り、周囲の木々や空がそのまま映り込みます。特に新緑の季節は、鮮やかな緑が水面に反転して広がり、「どこからが本物でどこからが映り込みなのか」わからないような幻想的な一枚が狙えます。
撮影のベストタイミング
「竜王ヶ淵に行ったけど水鏡が出なかった…」という失敗をしないためにも、条件・時間帯・時期をしっかり押さえておきましょう。
水鏡が生まれる3つの条件
水鏡が出るかどうかは、次の3つの条件で決まります。
✔︎ 無風:風速1m/s以下が目安。風があると水面が揺れて映り込みが乱れる
✔︎ 晴天:曇りでも撮れるが、青空+新緑のコントラストが水鏡をより美しく見せる
✔︎ 朝:早朝は無風である確率が高く、光の入り方も綺麗です。
風速情報はwindy.comでチェックするのがおすすめ!
おすすめの時間帯|日の出〜午前7時が狙い目
もっとも条件が揃いやすいのは、日の出直後から午前7時頃までです。
この時間帯は気温が低く大気が安定しているため、風が弱く水面が鏡のように静まり返りやすいです。また、山の稜線から差し込んでくる光が池の水面や新緑を柔らかく照らし、色彩豊かな写真が撮れる時間でもあります。
それ以降は気温の上昇とともに風が出てくることが多く、水鏡の条件が崩れやすくなります。「早起きすればするほど報われる場所」と覚えておいてください。
日の出前に駐車場に着いておくのがベスト。5月の日の出は5時前なので、4時45分頃までには現地入りしておくと余裕を持って撮影できますよ。
新緑のピーク時期|5月上旬〜6月上旬
竜王ヶ淵の新緑がもっとも美しいのは、5月上旬〜6月上旬です。
標高530mと少し高い場所にあるため、平地より1〜2週間ほど新緑の見頃が遅れます。ゴールデンウィーク明け〜5月末が特におすすめで、このタイミングに無風の晴天が重なると、信じられないくらい鮮やかな緑が水面に映り込む絶景が現れます。
✔︎ 5月上旬〜中旬:新緑が出始め、淡い黄緑が美しい
✔︎ 5月下旬〜6月上旬:緑が深まり、水鏡に映える濃い緑が出てくる
✔︎ 6月以降:緑は残るが、梅雨入りで撮影条件が安定しにくくなる

5月のゴールデンウィーク後半〜6月第1週が個人的には一番おすすめです。緑が濃くなってきた頃に、梅雨前の晴れ間を狙って行くのが理想ですね。
作例と撮影設定
実際に撮影した作例をご紹介します。撮影設定も参考にしてみてください。
新緑のリフレクション

▪️撮影設定:F8 1/80秒 ISO800 42mm
5月下旬、日の出から30分ほどの時間帯に撮影した一枚です。このときは風がほぼゼロで、鮮やかな新緑が池の水面にきれいに映り込んでいました。

▪️撮影設定:F8 1/100秒 ISO800 70mm
この日、たまたま現地に到着すると別のカメラマンがいてそのご友人が被写体になっていました。緑に映える赤い女性をアクセントにリフレクションを撮影した1枚です。
セルフポートレートなんかも相性良さそうですね!
手ブレを活かした撮影

▪️撮影設定:F8 1/13秒 ISO100 70mm
シャッタースピードを遅くして、わざと手ブレをさせて撮影しました。ただ綺麗なだけのリフレクションにモーションブラーを入れることでどことなく不思議な写真に仕上がります。

▪️撮影設定:F8 1/8秒 ISO100 70mm
こちらは女性を構図に入れて手ブレを使って撮影しました。シャッターを切ると同時に上から下へカメラを動かすことで、女性のリフレクションや木々の反射のラインが伸びて独特な作品へと仕上がります。
水鏡撮影でCPLフィルターを使うと、水面の余分な反射を落としつつ映り込みをよりクリアに引き出せます。また、新緑もくすみのない本来の緑を取り戻すため、風景撮影では1枚持っておくのがおすすめ。おすすめモデルはCPLフィルターおすすめ5選にまとめています。
アクセス・駐車場情報
竜王ヶ淵は公共交通機関でのアクセスが難しいエリアにあるため、基本的に車での訪問になります。
車でのアクセス|最寄りICからの目安
住所は奈良県宇陀市室生向渕です。カーナビには「龍王ヶ渕」または「竜王ヶ淵」と入力してください。
駐車場までの道のりですが、かなり狭い農道を通るため注意が必要です。
農道に入ってから駐車場まで車で5分ほどですが、その間対向できるエリアもほぼないため車の運転に自信のない人は諦めるか、早朝の早いタイミングに訪問してみてください!
駐車場・周辺トイレ情報
竜王ヶ淵のそばに無料駐車場(約8台)があります。台数が少ないため、早朝に到着すれば問題ありませんが、新緑のピーク時期は混雑することがあります。
竜王ヶ淵にトイレはありません。出発前または立ち寄り場所で済ませておきましょう。
近隣のトイレスポット:道の駅 宇陀路室生 / 名阪国道 針テラス など
まとめ|竜王ヶ淵で新緑の水鏡を撮ろう!
今回は奈良県宇陀市の竜王ヶ淵を、新緑シーズンの撮影ガイドとしてまとめました。
✔︎ 水鏡の条件は「無風・晴天・朝」の3つが揃うとき
✔︎ ベストシーズンは5月上旬〜6月上旬の新緑時期
✔︎ 撮影は日の出〜午前7時を狙うのが基本
✔︎ CPLフィルターを使うとさらに魅力がアップ
この場所は「行けば必ず撮れる」ではなく、条件が揃ったときにだけ現れる絶景スポットです。それだけに、狙い通りの水鏡が撮れたときは感動すること間違いなしです!ぜひ早起きして、絶好のコンディションで訪れてみてください!


