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【2025年度版】NDフィルターおすすめ6選|失敗しない選び方とコスパモデルを用途別に比較して紹介

NDフィルターのオススメ6選のアイキャッチ画像

NDフィルターは「サングラスのように光を減らす」役割を持ち、風景撮影の長時間露光や動画撮影の露出コントロールに欠かせない存在です。

しかし種類が多く、どれを選べば良いか迷う方も多いはず

この記事では、普段からNDフィルターを駆使して撮影をしている経験をもとに、

NDフィルターの効果

NDフィルターの失敗しない選び方

おすすめのモデル

を紹介します。

読み終える頃には自分にあったフィルターがわかり、より魅力的な写真・映像が撮れるようになります!

NDフィルターの効果

NDフィルターは露出をコントロールする際に重要なアイテム。日中の絞り開放撮影や、滝の流れを美しくしたり写真の魅力をアップするのに必要不可欠なフィルターです。

活躍するシーン

▪️滝の流れを美しくする

▪️水面をフラットにする

▪️動画撮影

▪️日中の絞りを開いて(F1.2や1.4)の撮影

NDフィルターを使って撮影した滝
シャッタースピード2秒 / ND8使用
水の流れがシルクのように美しく仕上がります。
NDフィルターを用いて水面をフラットにした写真
シャッタースピード71秒 / ND1000使用
水面の動きがなくなりフラットな水鏡のようにすることができます。
NDフィルターを用いて、絞り開放で撮影した写真
F2.2 シャッタースピード1/400 / ND8使用
雪の日、フラッシュの同調速度以内でF値を小さくすると白飛びします。NDフィルターを用いて、絞りを開いた状態でも撮影できるようにしました。

NDフィルターの選び方と種類

NDフィルターは種類が多いだけではなく、濃度によっても分かれているため、選択肢が非常に多く選びにくいフィルターです。

購入前に以下のポイントを確認しておけば自分にあったフィルターを失敗せずに選べます。

①必要な濃度を把握する
②固定NDか可変NDのどちらにするか

必要な濃度を把握する

NDフィルターは減光量(ND濃度)によってND2やND64、ND1000と複数種類に分かれます。まずは自分に必要な濃度を把握しておきましょう!

<目安>

撮影シーン主な用途
日中の開放撮影ND4〜8
滝や川の流れを表現
(シャッタースピード1-2秒)
ND8〜32
花火ND4〜8
水面をフラットにしたい
(シャッタースピード20-30秒)
ND64〜128 (夜明け前や夕暮れ)
ND1000以上(日中)
雲に動きをつけたい
(シャッタースピード60秒以上)
ND500〜 (夜明け前や夕暮れ)
ND8000やND64000(日中)

<早見表>

固定NDと可変NDのメリット・デメリット

NDフィルターには、濃度が固定のタイプと1枚で複数の濃度に変更できるタイプの2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるのでそれらを理解した上で検討しましょう!

固定NDフィルター

メリットとデメリット

▪️メリット
・画質劣化が抑えられやすい
・複数重ねての露出調整がしやすい

▪️デメリット
・シーンに合わせて複数の濃度を揃える必要がある
・動画撮影など頻繁に露出が変わるシーンでは使いにくい

可変NDフィルター

メリットとデメリット

▪️メリット
・1枚でND4〜512など複数の濃度に対応でき、荷物を減らせる
・動画撮影でシャッタースピードを固定して露出調整しやすい

▪️デメリット
・濃度の切り替わるエリアでXムラができやすく画質劣化しやすい
・フードがつけられない

にゃんころ

迷ったら固定ND16を1枚持っておけば大体のシーンで対応できます!動画ユーザーは可変NDを選択しましょう!

おすすめNDフィルター6選

撮影シーン・用途ごとに、コスパ、使いやすさや画質の劣化具合も考慮したオススメのNDフィルターをご紹介します。参考価格はフィルターサイズ77mmのものを表記しています。

おすすめの固定NDフィルター

Kenko PRO ND

価格:4300円(ND8の場合)

特殊な多層膜コーティングを施した高精度ガラスにより、逆光シーンでもゴーストやフレアをしっかり抑制できるのが特徴です。可視光域での色かぶりも少なく、自然な発色で安心して使えるシリーズ。

ラインナップは ND2・ND4・ND8・ND1000 と少なめですが、花火や滝などNDフィルターが必要になるシーンをしっかりカバー。真昼の極端な露光コントロールまで用途ごとに選べます。複数を組み合わせて濃度を調整することもできるため、撮影シーンに応じた柔軟な対応が可能です。

価格はハイエンドメーカーよりも抑えめながら、性能面では十分実用的。コストパフォーマンスの高さから、初めてNDフィルターを導入する方にも、中級者が用途に合わせて複数枚揃える場合にもおすすめできるシリーズです。

Kenko NDフィルター PRO1D Lotus

価格:7000円 (ND8の場合)

撥水コーティングによって水滴をはじきやすく、滝や川など水辺での撮影に強いのが特徴です。指紋や汚れも拭き取りやすく、屋外撮影での取り回しの良さも魅力。

ラインナップはND4・ND8・ND16・ND32・ND64と実用的な濃度が揃っており、風景撮影に必要なシーンをしっかりカバーしてくれます。

高品質ながら価格は抑えめで、性能と価格のバランスが非常に優秀。コストパフォーマンスに優れた一本として、初心者から中級者まで安心しておすすめできるNDフィルターです。

H&Y NDフィルター EVO フィルターキット

価格:9500円 (ND8の場合)

ニュートラルなNDコートを採用。カラーシフト(色転び)がほとんどなく、自然な色味で安心して使えるのが魅力です。

さらに低反射ナノコーティングにより、逆光や強い光源が入りやすいシーンでもフレアやゴーストをしっかり抑制。風景撮影の長秒露光や作品撮りに安心して使えます。

一番の特徴はマグネット式を採用した使いやすさ重ね付けや他のフィルターとの付け替えが素早く可能。現場で「ND8にND1000を追加」「NDからCPLへ」といった切り替えもスムーズに行えるので、荷物を減らしたい撮影旅行にも最適です。

濃度は ND4・ND8・ND16・ND32・ND64・ND1000 の6種類が用意されており、日中ポートレートから真昼の長秒露光まで幅広い用途に対応可能です。

おすすめの可変NDフィルター

Kenko PRO1D smart バリアブル NDX II ND3~450

価格:6800円

ND3〜ND450相当に対応した可変NDフィルター。上位モデルが3-4万しますが、このフィルターはコスパ向けに調整されたモデルです。

明るさが頻繁に変わるシーンや、動画撮影でシャッタースピードを一定に保ちたいときにとても便利。

広角24mmまでなら、ND32相当までムラなく使える設計なので、風景や街並みのワイドなカットでも安心してスローシャッター表現が楽しめます。動画撮影ではND32あれば問題ない場合が多いので、Vlogなどで使われやすい20mmのレンズでも安心して使用できます。

複数のNDフィルターを持ち歩かなくても、これ1枚で幅広い濃度域をカバーできるのが大きな魅力。滝や渓流のスローシャッター、日中の動画撮影まで、一本で対応できる汎用性の高い可変NDフィルターです。

K&F CONCEPT 77mm True Color ND2-ND32 

価格:14000円

ND2〜ND32に対応した可変NDフィルター。

滝や渓流のスローシャッター撮影、動画撮影で使いやすいND濃度をカバーしています。True Color仕様のチタンコーティングを採用しており、黄色かぶりを抑えて自然な色を再現できるのが特長です。

反射率を0.1%に抑える超低反射設計により、逆光シーンでもフレア・ゴーストが出にくく、風景のコントラストをしっかり保てます。リングはセルフロック構造で、ND2〜ND32の範囲を5段階で調整可能。安価な可変NDで発生しがちなX状ムラを抑えているため、最大濃度付近でも安定した画づくりができます。

28層ナノコーティングによる撥水・防汚性能を備えているため、水辺やアウトドア撮影でも扱いやすく、汚れや水滴もサッと拭き取れます。

価格は高めですが、画質に妥協したくない動画ユーザーや風景撮影には最高の選択肢です。

KANI 可変NDフィルター ND2-64+CPL

価格:14000円

可変ND(ND2〜ND64)とCPLを一枚にまとめた2in1フィルターです。別々で購入するよりもコスパよく導入できるのが魅力。

可変NDの効果とCPLの効果を備えたフィルターで、特に滝や渓谷で効果を発揮。これ1枚で滝の流れを美しく、周囲の緑をより鮮やかにすることが可能です。

多層コーティングでゴーストやフレアを抑制し、撥水・防汚性能によりアウトドア撮影にもピッタリ。プロのフォトグラファーも愛用しているKANIフィルターの商品なので、高品質で画質劣化も心配せず安心して使えます。

これ1枚で光量調整と反射除去を同時に行えるため、荷物を減らしながら効率的に撮影できるのが大きな魅力。風景から動画まで、オールラウンドに活躍できるCPL一体型フィルターです。

まとめ

NDフィルターは減光効果により撮影の仕上がりを改善してくれる便利なアイテム。選び方をしっかり理解すれば失敗せずにぴったりのフィルターを選ぶことができます。

今回紹介したモデルの比較表を確認して、検討の材料にしてみてください。

モデル価格特徴おすすめ対象商品の詳細
Kenko PRO ND約4,300円 逆光でもゴーストやフレアを抑制。自然な発色で安心。ND2〜ND1000までラインナップ。初めてNDを導入する人、中級者が複数揃える場合にもおすすめ詳細はこちら
Kenko PRO1D Lotus約7,000円撥水コーティングで水辺の撮影に強い。ND4〜ND64の実用濃度をラインナップ。滝や川など水辺の長秒露光を楽しみたい人詳細はこちら
H&Y NDフィルター EVO約9,500円ニュートラルなNDコートで色転びなし。マグネット式で切替えもスムーズ。ND4〜ND1000まで6種類。風景撮影を本格的に楽しみたい人、撮影旅行で荷物を減らしたい人詳細はこちら
Kenko PRO1D smart バリアブル NDX II ND3~450約6800円広角レンズでもND32までムラなく使える。濃度幅が広く活躍シーンが多い。荷物を減らしたい動画・風景撮影者詳細はこちら
K&F CONCEPT 77mm True Color ND2-ND32 約14,000円色被りを抑え自然な発色に。Xムラも出にくい設計画質に妥協したくない動画・風景撮影をする人詳細はこちら
KANI 可変ND ND2-64 + CPL約14,000円可変ND2-64とCPLを一体化。ND64まで対応でき強い日差しにも安心。滝撮影など反射除去も同時にしたい人詳細はこちら
ABOUT ME
Masa
α1II / R5 / X-T5で風景や野鳥、スナップ撮影をしています。 これまで数100種類の機材を扱ってきた経験をもとに、オススメ機材の紹介や初心者向けの撮影のコツなどを発信しています! 機材選びや撮影についての悩みがあればぜひSNSから連絡してください。