「CPLフィルターって本当に必要なの?」

一度はそう思ったこと、ありませんか?

風景写真を撮り始めたころ、私も同じように「効果がよく分からない」「暗くなるだけ」「使いづらい」と感じていました。
でも実際は、使いどころさえ分かれば一気に風景写真がレベルアップするフィルターなんです。

この記事では、

✅CPLフィルターが「いらない」と感じる本当の理由

✅実際にどんなシーンで威力を発揮するのか

✅買う前に知っておくべきデメリットと対策

を作例を交えて紹介します。

この記事を読むとわかること

✔︎ CPLが「いらない」と感じる理由の正体
✔︎ 反射除去・テカリ除去など効果が出るシーンと作例
✔︎ 知っておくべきデメリット4つと解決策
✔︎ 迷ったときの最初の1枚の選び方

読み終えるころには、「CPLを使えばこんなに写真が変わるんだ!」と実感できるはず。

モネの池。CPLフィルターを使って水面の反射除去。葉っぱのテカリ除去
こんな感じで、水面反射や葉っぱのテカリを除去してくれて本来の色味を出してくれる風景撮影での必須アイテムです!
にゃんころ
にゃんころ|中古カメラ専門店店主 / カメラブロガー
・中古カメラを年間数千台取り扱う専門店を運営
・SONY α1II・α7RVメインユーザー・富士フイルムX-T5も愛用
・風景・花の撮影が趣味
・全メーカーを実際に触って販売してきた経験をもとに情報発信
📸 作例や撮り方などインスタ・スレッズでも発信中

CPLフィルターは「いらない」のではなく「使いどころを知らないだけ」

SNSなどでは「CPLは不要」「後処理で十分」という声も多いですが、実際は使うシーンを間違えているだけというケースがほとんどです。

「いらない」と感じる理由の正体

CPLを「いらない」と感じる理由は、大きく2つに分かれます。

✔︎ 効果が出ないシーンで使っていた(曇りの日・夜間・逆光など)
✔︎ 安価なフィルターで画質が落ちた・ムラが出た

CPLは「光の反射をコントロールするフィルター」なので、反射が起きていないシーンでは効果が出ません

曇りの日に使っても変化が薄いのは、反射そのものが弱いからです。また安価すぎるフィルターは偏光膜の精度が低く、ムラや色かぶりの原因になります。「効果がない・むしろ悪化した」という体験はほぼこれが原因ですね。

にゃんころ

私も最初は安いフィルターを使って「これ効果あるの?」と思っていました。ちゃんとしたものに替えた瞬間、全然違う。道具選びって大事ですよ。

CPLが絶大な効果を発揮するシーン

逆に言えば、以下のシーンでは「使わない方が損」と言えるくらいの効果があります。

✔︎ 新緑・紅葉の葉のテカリを消して本来の色を出したい(晴天時に効果大)
✔︎ 水面・池の反射を消して水中を見せたい
✔︎ ガラス越しの被写体を撮りたい
✔︎ 空の青さをより深くしたい

▪️新緑や紅葉のテカリを抑えて本来の色彩を出したいとき

CPLフィルターで紅葉のテカリがなくなり鮮やかになった写真

▪️湖や池の水面を透明に見せたいとき

CPLフィルターで水面反射がなくなった写真

▪️ショーウィンドウや建物ガラスに写り込む不要な反射を消したいとき

CPLフィルターでガラス面の反射除去した写真

デメリットを最小限にするための選び方

「いらない」と感じる最大の理由は、安価なフィルターや間違った選び方をしてしまっているからです。

よくあるデメリット

▪️空の色ムラ
 →安価なフィルターや広角レンズで発生しやすい。

▪️四隅のケラレ
 →分厚いフィルターだと、枠が画面に映り込む。

▪️露出低下
 →約2段分暗くなる。シャッタースピードが1/100→1/25に。

▪️フレア・ゴースト
 →逆行時等に不要な光が入り込む。

失敗しない選び方のポイント

これらのデメリットを最小限にするための選び方のポイントがあります。

偏光膜の品質が高いものを選ぶ
 →高透過タイプだと露出の低下を抑えられる。

薄枠タイプを選ぶ
 →ケラレにくい。

反射率・反射防止コートを確認する
 →フレア・ゴーストの抑制に繋がる。

安価すぎるノーブランドは避ける
 →画質の劣化に関係する。

詳しい対策と選び方は「CPLフィルターのデメリットを回避!理想の写真を撮る選び方・効果とおすすめモデル」で解説しています。

CPLフィルターの効果と作例

実際の作例を見てもらうのが一番早いです。使う前と後でどれだけ変わるか確認してみてください。

緑や紅葉のテカリ除去

晴天時、葉っぱは思った以上にテカります。CPLを使うとテカリが消えて、本来の深みのある緑や鮮やかな赤が出てきます。後処理では再現できない変化です。

CPLフィルターを回転させ、葉っぱのテカリがなくなるように調整しています。CPLフィルターがない場合、テカリにより葉っぱがくすんだような色に見えます。

ガラスや水面の反射除去

湖やウィンドウに写る反射を除去すれば、中の世界が見える写真になります。
旅行先の風景写真やスナップでも効果的。

CPLフィルターで水面反射がなくなり、水中が見えるようになった。
水面の反射がなくなり、水中の草や魚が見えるように。CPLがないと、水面反射により水中が見えません。

リフレクションを強調

逆に「反射を消しすぎない」ことで、リフレクション写真をより印象的に仕上げることもできます。
回転枠で調整できるのがCPLの強みです。

CPLフィルターで逆に反射を強調。リフレクション撮影している。
リフレクション撮影ではCPLフィルターでさらに強調できる場合もあります。

空を青くする

CPLフィルターを使うと、空の青さをより深い色にすることができます。

CPLフィルターで空の青さが深みを増す。
CPLの回転角度によって、水面の反射が弱まったり、緑の深みや空の青さが変わったりします。
水面反射・葉のテカリ・青空の3つが同時に動くので、全体の雰囲気を見ながら最も自然に見える位置で止めましょう。

このように、CPLを使うことで風景写真はさらに魅力が増します。初めて導入するならkenkoの導入モデルで十分効果を感じられるはずです。

まとめ

CPLフィルターは「いらない」のではなく、「使いどころを知らないだけ」だったり「間違った選び方をしていただけ」。
反射を整えるだけで、緑はより深く、紅葉はより鮮やかに、空はより青くなります。

この記事のまとめ

✔︎ 「いらない」の正体は、効果が出ないシーンで使っていたか安いフィルターの影響
✔︎ 晴天時の紅葉・水面・ガラス・空の青さはCPLなしでは再現できない
✔︎ デメリットは選び方で大半が解決できる
✔︎ まず試すなら6,000円のKenkoで十分。迷っているより試した方が早い

最初の1枚で「こんなに違うのか」と驚くはずです。

特におすすめのCPLフィルターを下記で詳しく紹介しています。種類や価格が多すぎて、なかなか選べないという人はぜひ一読ください!

ABOUT ME
にゃんころ
中古カメラの販売業をしながら趣味の写真を楽しむ猫好きフォトグラファー。 SONY α1IIとα7RVで風景や野鳥、花の撮影をしています。 これまで何千点もの機材を扱ってきた経験をもとに、オススメ機材の紹介や初心者向けの撮影のコツなどを発信しています! 機材選びや撮影についての悩みがあればぜひSNSから連絡してください。