写真を撮っていて、こんな悩みはありませんか?
✅滝や川の流れを撮ったら白飛びしてしまった
✅空が明るすぎて地面が真っ暗になってしまう
✅水面やガラスに余計な映り込みが入ってしまう
✅青空や紅葉が肉眼よりもくすんで見える
✅キズからレンズを守りたい
これらを解決してくれるのが レンズフィルターです。
この記事では「レンズフィルターとは何か?」から始めて、代表的な ND・GND・CPL・保護フィルター の特徴と選び方を紹介します。
「まず全体像を知りたい方」「どれを買えばいいか迷っている方」に役立つ完全ガイドです。
レンズフィルターとは?
レンズフィルターとは、カメラのレンズ前面に取り付けて 傷からレンズを保護したり、光をコントロールするアクセサリー。
肉眼で見たままに近い表現や、肉眼では撮れない写真表現を可能にしてくれます。
保護フィルターはその名の通り、レンズを保護してくれるもの。ほか3つは写真の仕上がりをアップさせてくれるお助けアイテムです!
NDフィルターとは?効果と使い方
NDフィルターとは、カメラのサングラスのようなもの。明るさを落とすことで色んな撮影に応用ができます。
▪️特徴:シャッタースピードを遅くできるフィルター
▪️効果:滝や川の水をなめらかに、雲を流れるように表現できる
▪️使いどころ:日中の長秒露光や、背景をぼかしたいとき
GNDフィルターとは?効果と使い方
本格的な風景写真には必須のフィルターです。特にマジックアワーなどの明暗差が大きいシーンで効果的!
▪️特徴:グラデーション状に濃淡があり、空と地面の明暗差を整える
▪️効果:夕焼けや朝焼けで「空が明るすぎて地面が黒潰れする」問題を解決
▪️種類:ハード・ソフト・リバースタイプがある
▪️使いどころ:風景撮影(水平線・山並み・海辺など)
CPLフィルターとは?効果と使い方
葉っぱのテカリや水面の反射を抑えて本来の色を出すためのフィルターです。
▪️特徴:偏光効果で反射を抑えるフィルター
▪️効果:青空を濃く、紅葉や新緑を鮮やかに、水面やガラスの映り込みを除去
▪️使いどころ:風景写真全般、特に紅葉・海・ガラス・水面
保護フィルターとは?効果と必要性
▪️特徴:光の効果を変えるのではなく、レンズを傷やホコリから守るフィルター
▪️メリット:持ち運びや屋外撮影で安心、常用しておける
▪️デメリット:安価すぎる製品は画質劣化のリスクあり
▪️おすすめ:KenkoやMarumiの高品質モデルが人気
どのレンズフィルターを選べばいい?
今持ってる悩みからどのフィルターが必要なのかを把握してみましょう!
悩み | 必要なフィルター | 詳しくはこちら |
---|---|---|
滝や川の流れをもっと滑らかに写したい | NDフィルター | NDフィルター完全ガイド |
昼間でも背景を大きくぼかしたい | ||
空が明るすぎて地面が真っ暗になる | GNDフィルター | GNDフィルター完全ガイド |
夕焼けや朝焼けの色をしっかり残したい | ||
水面やガラスの映り込みを消したい | CPLフィルター | CPLフィルター完全ガイド |
青空をもっと濃く、紅葉や新緑を鮮やかにしたい | ||
レンズを傷から守りたい | 保護フィルター | おすすめは別記事作成予定 |
今抱いてる悩みはなんですか?それによって必要なフィルターが異なります!詳細は別記事で紹介していますので、そちらもチェックして悩みを解決しましょう!
各フィルターを使った作例も紹介しますので、撮りたい写真のイメージに合わせてチェックしてみましょう!
▪️NDフィルターを使った作例

▪️GNDフィルターを使った作例

▪️CPLフィルターを使った作例

レンズフィルターの選び方とサイズ
▪️レンズ口径(Ø72mm・Ø82mmなど)に合わせて選ぶ
▪️複数レンズを使う場合は「ステップアップリング」で共有可能
▪️NDやCPLはねじ込み式、GNDはホルダー式が一般的

レンズごとにサイズが違うので必ず確認しましょう!レンズのどこかにØ43mmなどと記載されていますよ。
まとめ|レンズフィルターで写真表現と安心感を手に入れよう
レンズフィルターは大きく分けて「表現用(ND・GND・CPL)」と「保護用」に分かれます。
✅NDフィルター → シャッタースピードを遅くできる
✅GNDフィルター → 明暗差を整える
✅CPLフィルター → 反射を抑える、色を鮮やかに
✅保護フィルター → レンズを守る
初めての方は「保護フィルター」+「表現用1枚」から始めるのがおすすめです。