初心者向け

【初心者でもできる】カメラ・写真の始め方ガイド|機材の選び方から設定・使い方まで解説

カメラに興味はあるけれど、

機材の種類が多すぎてよくわからない

使い方も複雑そうで扱えるか不安

そんな悩みからなかなか一歩を踏み出せないでいませんか?

この記事では、これから趣味としてカメラ・写真を始めたい人に向けて

✅失敗しないカメラやレンズの選び方

✅まず知っておくべきカメラの使い方

✅そのほかカメラの基本的な知識

など、まず知っておくべきポイントだけをやさしくまとめています。

写真が趣味の中古カメラ専門店だからこそ伝えられる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んで最高のカメラライフを過ごしください!

①必要な機材・アイテムを揃えよう

写真を趣味にするためには、まず必要な機材とアイテムを知って揃えるところからがスタートです。

必要な機材・アイテム

▪️カメラ本体

▪️交換レンズ

▪️レンズ保護フィルター

▪️メモリーカード

▪️クリーニングキット

にゃんころ

カメラやレンズなどの機材は種類も多いし価格もバラバラ。どれを選べば後悔しないかわからないですよね?

自分にぴったりのカメラ選び、必要なアイテムの詳細は、【2025年最新版】カメラを始めるならまず揃えるべき必須アイテム|初心者が失敗しないための予算別ガイドで解説していますので、こちらをチェックしてみましょう!

初心者でも入りやすい価格帯のものを厳選して紹介していますよ!

②まずはPモードで撮影してみよう!

必要な機材・アイテムを揃えたらまずはモードダイヤルをPに設定して好きなように撮ってみましょう!

Pモードは初心者に一番使いやすく、一眼カメラらしい写真が撮れるモードです。

Pモードの特徴

▪️難しい設定なしで、それっぽい写真が撮れるようになる

▪️オートモードより細かな調整がしやすい

▪️他のSやAモードへステップアップしやすい

使い方は簡単!

カメラのPモードダイヤル
まずはモードダイヤルをPにセットして、シャッターボタンを押すだけ!
露出補正ダイヤル
写真をもっと明るくしたいなら露出補正ダイヤルをプラスに、暗くしたいならマイナスにしよう。
カメラでカフェスナップした写真
こんな感じの素敵なカフェ写真も撮れますよ!

詳細は、【初心者必見!】Pモードを使いこなそう|綺麗に撮れるシーン別設定のコツとオートとの違いで解説しています。

③モードダイヤルの違いと特徴を知ろう!

モードダイヤルはPモード以外にも4種類あります。

それぞれ得意とするシーンや被写体、特徴があります。違いを知ることで理想とする写真が撮れるようになります。

モードダイヤルの違い

▪️AUTO(オート)⇨完全カメラ任せ(ただし自由度はない)

▪️Pモード⇨AUTOより自由度が高く簡単

▪️A/Avモード⇨背景ボケをコントロールするモード

▪️S/Tvモード ⇨動きを止める/流すのに向いたモード

▪️Mモード⇨全て自分で決める。もっとも自由度が高い

その中でもA/S/Mモードは撮れる写真がかなり違ってきます

コスモスの写真。トーンカーブで明るさ調整
背景を大きくぼかしたいならAモードがおすすめ!花やポートレートで使うと、メインの被写体の存在感がグッと増します。
野鳥の写真。シャッタースピードを速くしている
素早く動く被写体の動きを止めたいならSモードを使いましょう!スポーツや動き回るこども、動物の撮影におすすめ。
天の川の写真。マニュアルモードで撮影
マニュアルモードで撮影した天の川。細かく設定する必要があるため、AUTOやPモードで撮ることができません。中級者向けの設定モード。

モードダイヤルの違い、シーンごとのおすすめモードなどは【初心者向け】撮影モードダイヤルとは?|作例でわかるおすすめの使い分け方法で解説しています。

④写真で一番重要な「露出」について理解しよう

写真の要素を決める露出について理解すれば一気に写真のレベルが上がります。

露出とは、写真の明るさのことでこれを決める要素が3つあります。

露出の3要素

▪️絞り(F値)

▪️シャッタースピード

▪️ISO

それぞれが写真の明るさと表現に大きく関わってきます

詳しくは、【初心者向け】カメラの露出とは?露出三要素(絞り・シャッタースピード・ISO)と露出補正の基本をわかりやすく解説!を確認してください。

⑤絞り(F値)について理解しよう!

露出の3要素の1つ「絞り(F値)」は背景のボケ具合にも影響を与えます

絞り(F値)とは

▪️レンズ内の光が通る範囲を狭くしたり広くして光量を調整する

▪️絞りを開くと背景がボケやすくなる

▪️絞りを閉じると奥までくっきりと写る

絞りを開ける(F値を小さくする)とボケる
絞りを閉じる(F値を大きくする)と背景までくっきりする

詳しくは、【初心者向け】F値(絞り)とは?思い通りに背景ボケをコントロールする方法を解説!で紹介しています。

にゃんころ

背景をぼかした撮影ができるようになりますよ!

⑥シャッタースピードについて理解しよう!

露出の3要素の1つ「シャッタースピード」は、被写体の動きや手ブレに影響します。

シャッタースピードとは

▪️遅いほどカメラに入ってくる光量が大きく、速いほど少なくなる

▪️速いほど被写体の動きを止められる

▪️遅いほど被写体の動きが写真に残る

▪️手ブレしないためには1/焦点距離 秒のシャッタースピードにする
(50mmなら1/50秒が目安)

ジャンクション夜景。車の軌跡
シャッタースピードを遅くすると、動いた車の軌跡が写真に残ります。
野鳥。シャッタースピードを速くして被写体ブレを防ぐ
シャッタースピードを速くすれば、被写体の動きをピタッと止めることができます。
にゃんころ

1秒なら1秒間の光の動きが写真に残ります!写真がブレるのは、その間にカメラか被写体が動くからです。

詳しくは、【初心者向け】シャッタースピードとは?数値による違いや設定の目安を解説!で紹介しています。

⑦ISOについて理解しよう!

露出の3要素の1つ「ISO」は、絞りとシャッタースピードで決めた明るさをベースにさらに明るくするかどうかを決める要素です。

ISOとは

▪️光の感度を高めて、無理やり写真を明るくする

▪️そのため、上げすぎると写真はザラザラと劣化する(ノイズが乗る)

室内や暗い場所などはシャッタースピードと絞りだけでは暗い写真になるため、ISOを上げることで無理やり明るい写真にしています。その反動で写真は劣化するので、基本的には小さい数字(ISO100〜400程度)にとどめましょう

ISOをあげてノイズが乗った写真
ISOを6400まであげて撮影したため、よく見るとザラザラした質感になっています。

詳細は、【初心者向け】ISO感度とは?画質の劣化を防いで綺麗な写真を撮るための使い方で解説しています。

にゃんころ

ISOは直接写真の表現に関わらないため、先に絞りとシャッタースピードを決めて最後にISOで写真の明るさを調整するイメージです。

⑧ヒストグラムで白飛び・黒潰れをなくそう!

ファインダーやモニターを見ながら撮影したものの、家に帰ってPCで見ると暗かったり明るすぎたり、そういう経験ありませんか?

モニターの映像=実際の写真というわけではないため、ちょうどいい明るさで撮るにはヒストグラムという機能を確認しながら撮影するのがオススメ。

これを意識するだけ、意図した通りの明るさの写真が撮れるようになりますよ!

詳しくは、初心者でも分かる!ヒストグラムの見方と使い方【白飛び・黒つぶれ防止】で解説しています。

まとめ|1つずつ理解してステップアップしよう

ここに記載されている項目をある程度理解するだけで、撮りたい写真がイメージ通り撮れるようになるはずです。

まとめ

✅必要な機材・アイテムを揃える

✅まずはPモードで好きなように撮影してみる

✅モードダイヤルの種類と特徴を知る

✅露出は写真の明るさのこと(絞り、シャッタースピード、ISO)

✅絞り(F値)は背景のボケに影響

✅シャッタースピードは被写体の動きを止める・流すに影響

✅ISOはあげすぎると画質が劣化する

✅ヒストグラムをみて白飛び・黒潰れを回避する

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ABOUT ME
にゃんころ
中古カメラの販売業をしながら趣味の写真を楽しむ猫好きフォトグラファー。 SONY α1IIとα7RVで風景や野鳥、花の撮影をしています。 これまで何千点もの機材を扱ってきた経験をもとに、オススメ機材の紹介や初心者向けの撮影のコツなどを発信しています! 機材選びや撮影についての悩みがあればぜひSNSから連絡してください。
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