初心者向け

【写真撮影の基本8選】初心者がやりがちな失敗と解決法

カメラを始めたばかりの人がよくつまずくポイントをまとめました。

「あるある失敗例」と「どうすれば改善できるか」をシンプルに紹介します。

これを読めば、写真がグッと上達し、撮影がもっと楽しくなるはずです!

1. ピントが合わない

初心者に最も多いのが「狙った場所にピントがこない」という悩みです。

解決するには?

▪️AFエリアを「シングルポイント」に変更

▪️主役(人物なら目)をしっかり狙う

▪️瞳AFや被写体認識を活用する(機種による)

▪️動く被写体は「AF-C(コンティニュアスAF)」で追いかける

ピントの基本を理解するだけで、写真の精度は一気に上がります

にゃんころ

最新のカメラだと被写体認識が備わっているものが多いです。
シャッターを押すだけで自動で狙った被写体にピントを合わせてくれます!

2. 手ブレ写真が量産される

夜景や室内での撮影では、シャッタースピード不足による手ブレが頻発します。

解決するには?

▪️シャッタースピードは「1/焦点距離」以上(例:50mmなら1/50秒以上)

▪️ISOを上げて速いシャッターを優先

▪️脇を締めて構える、壁や机に固定する

▪️三脚を使用する

シャッタースピードを上げると画面が暗くなる場合は、ISOを上げるかF値を低くしましょう。もしくは露出補正ダイアルをプラスにすればOKです。

3. 写真が暗い / 明るすぎる

露出をカメラ任せにすると、暗すぎたり明るすぎたりすることがあります。

こんなことありませんか・・?

液晶画面で綺麗に撮れていても、PCに取り込むと暗い

空や白いシャツが真っ白になって質感がな

主な原因は露出の設定ができないことが挙げられます。

解決するには?

▪️露出補正ダイヤルを使う

▪️暗ければ+、明るければ-に設定

▪️ヒストグラムで露出をチェックする

4. 写真が単調でつまらない

「なんとなく撮ったけど、見返すと面白くない」と感じたことはありませんか?

その主な原因は

「主題と副題がない」

が挙げられます。

解決するには?

▪️主役を決めて、しっかり寄る

▪️副役(背景や小物)を意識して物語性を出す

▪️三分割法や日の丸構図を試す

常に主題と副題を意識して撮影するだけで、一味違った写真に仕上がります!

にゃんころ

夕焼けなどの時間ごとの光も副題としてアリです!

5. 背景がゴチャゴチャ

せっかくの主役も、背景に余計なものが写り込むと台無しです。

解決するには?

▪️角度を変えて余計なものを避ける

▪️絞りを開いて背景をぼかす(F1.8〜F2.8)

背景をスッキリさせるだけでも、主題が明確になって魅力的な写真になります。

6. 思った色が出ない

青空が白っぽく写ったり、夜景が黄色っぽくなるのはホワイトバランスの影響です。

解決するには?

▪️ホワイトバランスをオートではなく「太陽光」「曇り」などに変更して色を調整する

▪️RAWで撮れば後から調整も可能

全体的に色がオレンジ気味に。室内の電球の色の影響を受けてしまっている。
ホワイトバランスを「電球」に変えると実際の色に近くなります。
にゃんころ

基本はオートで、色がおかしい時だけWBを変更してみましょう!

7. モードダイアルの違いがわからない

「AUTO」モードだけに頼ると、思った通りの写真は撮れません。結果的にスマホで撮ったような写真が量産されます。

解決するには?

▪️モードダイアルを理解する

▪️背景をボカしたいならA/Avモードを使う

モードダイアルを理解するだけで、プロっぽい写真が撮れるようになり脱スマホ写真ができますよ!

8.スマホと同じような写真が量産される

キットレンズなどのF値が大きいレンズ(F3.5-6.3など)を使うと、スマホと似たような写真が量産されてしまいがちです。

解決するには?

▪️単焦点レンズ(35mm F1.8や50mm F1.8)を一本追加
 ⇨背景がボケてプロっぽい写真へ!

▪️望遠レンズを取り入れてみる
 ⇨メインの被写体がグッと引き立つ魅力的な写真に

単焦点レンズで前後がボケボケに。
望遠レンズで撮影することで、メインの被写体(真ん中のチューリップ)の存在感が引き立ちます。

まとめ

初心者の失敗は誰もが経験するものですが、少しの工夫で簡単に改善できます。

まとめ

✅ピント・ブレ・露出をまず克服

✅単調さをなくすため「主題+副題」を意識


✅レンズの選択で表現の幅を広げる

この8選を意識するだけで、あなたの写真は確実にレベルアップします!ぜひ実践してみましょう!

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