うまく背景がボケない

なんかごちゃごちゃして花が綺麗にならない

普通の記録写真みたいになる

これらの原因は設定や撮影テクニックだけではなくて、使っているレンズの影響が大きいです。

花の撮影をより魅力的にしたいなら間違いなく135mm単焦点がこれらを解決してくれます。

この記事では季節の花を135mmメインで撮り続けている経験をもとに

✅花撮影で135mmがベストな理由

✅135mmでの花撮影のコツ

✅135mmが使いたくなるような作例

を紹介していきます。

ぜひ最後まで読んで最高の花写真を撮ってみてください。こんな写真が撮れるようになりますよ!

コスモスの写真。トーンカーブで明るさ調整

135mm単焦点の魅力

一般的に使いにくいと言われる135mm単焦点。

実は花撮影では素晴らしい表現力を発揮する最高のレンズなんです。

その魅力を作例を交えながらお伝えしていきます!

135mmの4つの魅力

①被写体が浮かび上がる

②圧倒的な解像力

③画角の狭さ

④撮影最短距離の短さ

被写体が浮かび上がる

135mm単焦点で撮影すると、他のレンズとは比較にならないほどの圧縮効果とボケにより被写体が浮かび上がるような表現が可能になります。

これは135mmという焦点距離とF1.8が合わさるからできる描写で、85mmや90mm単焦点、70-200mm F2.8の135mmでは絶対にできない表現力です。

コスモス
前ボケを重ねると被写体の存在が一段と増します。135mm解放のとろけるようなボケは一度使うとヤミツキになります。

圧倒的な解像力

SONYの数あるレンズの中でも、135mm F1.8 GMは解像番長と言われるほどの素晴らしい光学性能を有します。これは他メーカーも同様。

花の葉脈やしべなど細かなディテールもしっかりと解像するので感動しますよ。

解像力が高いため、トリミング前提で撮影することもできます。広く撮っておいて後から構図を整えたりなど撮影のバリエーションが増えるのも魅力の1つ。

ちなみに、先ほどのコスモスも思いっきりトリミングしたものです。

コスモスのはな

画角の狭さ

135mmは非常に画角が狭く、それが使いづらいと思われる主な原因だと思います。

でも、画角が狭いことこそが花撮影での1番のメリットなんです。

画角が狭いため、不要なものがカットされ、構図整理がしやすくなります。

主役の花以外の情報がたくさん入りすぎると、一気に花写真の魅力がなくなってしまうんですよね。

レンゲショウマ
レンゲショウマは周りに枝や別個体が密集していることが多いです。広角よりのレンズだとどうしても不要な情報が入りやすくなりますが、135mmの狭い画角だとそれらが排除されてスッキリした作品に変わります。

撮影最短距離の短さ

135mmは焦点距離の割には被写体の近くまで寄れるレンズです。

つまり花を大きく写せるってことです。85mmの単焦点だと大体1m以上離れないといけないですけど、135mmなら0.7m-0.8mくらいです。

解像力と最短距離の短さを活かせば、トリミングなどでマクロレンズ並みの接写もできたりしますよ。

最短距離で撮影後、トリミングしています。ソニーのGMレンズだと撮影倍率0.3なのでハーフマクロに近い接写が可能。大体どのメーカーも0.25-0.3倍くらいだと思います。

また、被写体に近づけるということはそれだけで大きなボケに繋がります。

なるべく近づくことで、前後のボケが大きくなり被写体の存在感がグッと増します。

135mm単焦点を使いこなすコツ

ここまでお伝えした135mmの魅力と合わせて、実際の花撮影でどう使いこなすのか、ポイントを3つ紹介します!

135mmのコツ

①主役の花を見つける

②前ボケ・背景ボケを意識する

③背景整理を心がける

①主役の花を見つける

画角が狭いことを活かすには、全部撮ろうとはせずに主役となる花を1つ選ぶことがポイントです。

花畑の中から特に気になる花を見つけて、そこに合わせてフォーカスを合わすだけで一気に上手くなるはずです!

例えば

▪️1本だけ色や形、高さが違う
▪️光がきれいに当たっている花
▪️形の綺麗な花
▪️背景整理がしやすそうな花

背の高いヒヤシンスを主題しました。

②前ボケ・背景ボケを意識する

2つ目のポイントは、主役の花の前後をぼかすこと

主題の花以外をぼかすと、それだけで自然とその花に目が行き印象的な1枚になります。

ぼけの作り方

▪️F値を小さくする(1.8-2.8)
▪️撮影最短距離を活かして被写体に大きく近づく
▪️主題の花と背景の距離を開ける

紅葉
うまく狙うと前ボケ・背景ボケ・玉ボケの三重奏に。

③背景整理を心がける

背景は“主役を引き立てる舞台”です。ごちゃついた背景だと、花が埋もれて存在感がなくなってしまいます。

135mmは画角が狭いため、この背景整理が簡単にできますよ。

背景整理のポイント

▪️スッキリした背景→枝や葉っぱが少ない背景を選ぶ

▪️同系色背景→特にピンクなどの背景にすると、ふんわりかわいいイメージに。

▪️補色を利用(例:赤い花+緑の背景) → コントラストでインパクト

少しアングルを低めにすることで、背景を空にしています。奥に抜ける構図になると抜け感が増して自然と主役の花に目が行くように。
背景、前景とも同系色でまとめています。ふんわり可愛い雰囲気に。群生している花は同じ色のものが密集していることが多いので狙いやすいです。
150mmで撮影した蓮の蕾。花。
蕾のマゼンダに対して、補色であるグリーンを背景に選んでいます。コントラストが高まり、存在感が引き立ちます。緑被りしやすいので、撮影時にWBで調整するか編集でマゼンダよりにしましょう。

135mmで撮影した花の作例

他にもたくさん作例があるので、135mmで撮る際の参考にどうぞ!
作例集はこちら

SONY FE 135mm F1.8 GMのレビュー記事もぜひ読んでみてください。花撮影視点でその魅力をお伝えしています。

FE 135mm F1.8 GMレビュー|春から秋の花撮影で“主題が浮かび上がる”一本

まとめ|花を撮るなら135mm単焦点

花を魅力的に撮りたいなら135mm単焦点がおすすめ。

135mmのまとめ

✅被写体が浮かび上がるようなボケ

✅圧倒的な解像力

✅画角の狭さによる構図整理のしやすさ

✅撮影最短距離の短さ

他メーカーの135mmも含めた花撮影にピッタリなレンズを厳選している記事もあります。

今とは違う花写真を撮りたいならレンズ選びはともて重要です!ぜひ自分に合った1本をこちらの記事で見つけてみてください。

各地の風景や花などいろんな作品をSNSで投稿しています。
設定やカメラの使い方でわからないことがあればDMしてください!

ぜひSNSのフォローもお願いします!

最新作や撮影のコツは Threads・Instagram でも発信中📱

ABOUT ME
にゃんころ
中古カメラの販売業をしながら趣味の写真を楽しむ猫好きフォトグラファー。 SONY α1IIとα7RVで風景や野鳥、花の撮影をしています。 これまで何千点もの機材を扱ってきた経験をもとに、オススメ機材の紹介や初心者向けの撮影のコツなどを発信しています! 機材選びや撮影についての悩みがあればぜひSNSから連絡してください。